森や環境への配慮

木は、エコマテリアル!

木材は、製造エネルギーの極めて少ない材料です。
乾燥製材を1㎥製造するときのエネルギーは、CO2排出量に換算すると、鋼材の約1/350、アルミニウムの1/1470です(※1)。しかもCO2を吸収し固定することのできる唯一の材料であるため、環境配慮型の建造物には欠かせません。
なんと、木の重量の半分は、炭素で構成されているのです。

その木材はどこから来たもの?

実は、日本は世界でもきわめて稀な木材の使い方をしています。
木材の輸入量第一位は、アメリカです(約6,000万㎥/年)。それを追う第二位は、日本(約5,200万㎥/年)、
第三位がドイツです(約1,200万㎥/年)(※図1参照)

日米欧の木材輸入量とウッドマイレージ

「やっぱり日本は木材産業が盛んな国じゃないか」と思うのは少し待って下さい。
アメリカ・ドイツと、日本では、根本的に輸入の仕方が異なるのです。

アメリカ・ドイツでは、近接国・近隣国からの輸入がほぼ全てを占めます(※図2参照)
それに対し、日本では近接国・近隣国からの輸入は約6割、残りの約4割はその他の遠隔国から輸入して
いるのです。

日米欧の木材輸入量とウッドマイレージ

近接国を1,000km未満、近隣国を1,000~8,000km、遠隔国を8,000km以上とすると、日本の近接国は、中国やロシアにあたります。遠隔国は、南米やヨーロッパにあたります(※図3参照)

日本の木材輸入と運送距離

遠くから輸入するということは、長距離をトラックや鉄道で走り、広い海を船で渡らなくてはならないということ。つまりCO2排出量が多く、運搬エネルギーが莫大にかかるのです。


たとえば欧州材や南米材は、日本に届くまでに国産木材(天然乾燥製材)の製造エネルギーのおよそ6倍の炭素を排出しています(※図4参照)

「エコマテリアル」である木材も、これだけの運送エネルギーがかかると、すでに「エコ」ではなくなってしまいます。

炭素放出量比較で見る、木材の輸送エネルギーと製造エネルギー

※図1~4出典:ウッドマイルズ研究会

“木製サッシメーカー”を超えたい

確かに、輸入木材は低価格です。

しかし、日本の森林率はもともと高いのに、コスト面のためだけに、それほど遠くの国から輸入しなくてはならないのでしょうか?

私たちは、もうその段階を超えなくてはならない所まで来ていると、そう考えています。

目には見えません。しかし、私たちの手に届くまでにその材料が使っているエネルギーの量は、国産木材と輸入木材では、比較になりません。


また、日本の人工林の木材(間伐材)を有効利用すれば、

「植える→育てる→収穫する」という森林のサイクルがうまく循環し、林業の生産活動も活発になり、森林のもっているさまざまな機能も十分に発揮されるようになります。伐ったら、植えて育てること、きちんと生産管理された森林の木材の最適な量を使うことが重要なのです。

 

単なる木製サッシではなく、国産木材の木製サッシを
作ること。
それがわが社のポリシーです。