性能へのこだわり

「過剰に暖房を使用しないために、建物自体をあたたかくしよう」

建物が、大きな赤いニット帽をかぶっています。
あたたかそうですね。
このユニークな写真は、ドイツの新聞に掲載された低燃費社会推進のための広告です。


環境先進国ドイツでは、高断熱建築の必要性が国民に広く認知されており、断熱改修工事への補助金や建築燃費証明書の提出義務等、新築物件だけでなく賃貸物件や改修物件に対しても、様々な施策や活動が行われています。

光熱費は第二の家賃。竣工年や暖房設備など、エネルギー消費量の可視化が義務付けられます。

断熱効率化のための工事

建物の中でも窓は特に熱の出入りの激しい場所なので、窓を断熱化することで冷暖房の効力も最大限生かすことができ、大きな効果が得られます。
写真:大学病院の窓の断熱改修工事の様子(築1974年)

木材のいい所、金属のいい所

i wood window systemも、ドイツの技術から生まれました。

木材は、金属に比べ断熱性の高い材料であるため、高断熱建築に適した建材です。しかしその弱点は、外部への長期的使用には定期的なメンテナンス(塗装)が不可欠であること。

そこで外部に耐候性の高いアルミを組み合わせることによって、理想的なバランスの断熱性と耐候性を併せ持つ窓が誕生しました。

もっと先に。進化する窓

木材とアルミを複合化し、また高性能ガラスを使用すれば、確かに高断熱窓が完成します。私たちはそこに甘んじることなく、常に世界の最先端技術を見据え、研究開発や試験に勤しんでいます。

たとえば断熱性能についてです。

最近では、次世代省エネ基準の浸透やパッシブハウスの進出により、窓の断熱化に非常に注目が集まっています。窓で大きな面積を占めるガラスの断熱性能は、ここ数年で驚くほど高くなっています。

断熱建材である木材ですら枠や障子の形状によってはガラスの断熱性を下げてしまう(足を引っ張る)ことがあります。そのような問題が起こる前に、自社製品を進化させることをやめてはいけないのです。

幸いにも、私たちは社内での研究・実験・検討を重ねながら、力強い味方である北海道内の試験場や研究所、また世界屈指のヨーロッパの研究機関のアドバイスを身近に受けることができます。

もっと先に。私たちは、進化する窓を目指しています。

森林の多い国だからこそ作れる、日本の窓

日本の森林率は、先進国の中で世界第3位(約68%、第1位はフィンランド、第2位はスウェーデン)。資源のない国とされていますが、森林についてはその利活用が進んでいないだけとも言えるでしょう。

国産木材を活用することが、私たちのポリシーです。

北海道であれば地場のカラマツ、トドマツやタモ、関東圏であれば東京のスギを使います。その土地の建物には、その土地の木材を使う。そうすることで、地域の木材産業や製造業の活性化に貢献できますし、外国から木材を輸入するより大幅に運搬エネルギーを削減することができます。